まず最初に,発売は来週くらいだと思ってました.申し訳ありません.
自分なりに考えた利点と欠点を挙げます.
利点
- 音質がよい(※言いたいことはありますが’次回)
- 価格が手ごろ(※実用するにはケース必須)
- コンデンサを交換でき”遊べる”
欠点
- 基板むき出し(ケースを買うと4000円程度,キットと合計で1万円)
- ボリュームのつまみが無い(イヤホン付けてるときに不便)
まとめ:
ただ単に音質向上の手段としてこのDACを買うかと聞かれると,答えはNO.
だって1万円もあればONKYOのSE-90PCIとかが買えてしまう.(SE-90PCIとの音質比較はしていませんが・・・)
コンデンサ交換などを”遊び”として考えられる方ならば”アリ”だと思います.
書籍について:
組み立ての説明など非常に分かりやすいです.
ただ付属DACと他の機種の比較では付属DACが”いかに優れているか”を
強調していて個人的には好きになれませんでした.
(商売なので優れているのを強調するのは当然ではありますが・・・)
私個人の考えとしては
”たかが6kのDACだから高級オーディオ用機器に負けるのは当然,
どの価格帯の機器にどの機能,数値が負けたのか.”
といった”勝った話”ではなく”負けた話”が聞きたかったです.
オーディオはハードが絡むので難しいと思いますが
PCのベンチマークのように自分の手で性能を機械的に測定できる手段を紹介して欲しいと思いました.
こんなのとか-第3回:RMAAで音質比較大会 ~一斉測定で見えてくること ~
次回はこのRMAAで測定した結果を中心に書く予定です.